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ジーン・ワルツ [(読書)海堂尊]

現在の婦人科医療の問題を不妊治療、代理出産、正常・異常分娩、色々な角度から考えさせてくれた作品だと思います。
ドラマ『ギネ 産婦人科の女達』を観た所だったので色々と考える事がありました。
現在はお産に対するリスクはあまり考えません。
ですが、今も昔も女性にとって、出産は命がけなのだという事や、
その出産の安全を守ってくれているのは、
現場の医師や看護師さん達なのだと再確認させられます。
ギネでも、婦人科医の奈智が訴えられますが、
ジーン・ワルツの中では医師が逮捕されています。
医療訴訟に過酷な勤務。リスクを考えた時、現場から人がいなくなる。
そうしたら、子供が欲しい女性達はどうしたら、良いのでしょう?
生みたくても、生む場所が無かったら?
子供を授かる為の手助けをしてくれる人達がいなかったら?
ピンボケな少子化問題を論じている人達にこそ読んで貰いたいかも。

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